親知らずは大きい上下の奥歯が2本ある更に後ろに生えてきます。
大体親知らずは大きい上下の奥歯が2本ある更に後ろに生えてきます。
大体18歳すぎると生えてきて、20~40代に問題を起こすことが多くなります。
ご自身でお口の中を見ただけでは分からないことも多く、歯肉に隠れて見えなかったり あごの骨に埋まっていたり(斜めに傾いている)することもあります。
歯並びの悪くする親知らずは炎症による歯痛を引き起こします。
歯痛が起こるとあごの筋肉が硬くなり、顎から繋がっている首や頭部にまで痛みが浸食することがあります。また、噛み合わせも悪くなるため体のバランスが全体的に崩れ 肩こり腰痛の原因となります。
親知らずの周りは磨きにくいので食べかすが詰まりやすく、それはお口の中の細菌に食べられプラークとなり、それがガスを発生させて、口臭の原因となります。
歯茎がかぶさり膿がたまってしまうので口臭の原因となってしまいます。
親知らずは斜めに生えていることが多いので、虫歯になりやすく、前後歯まで虫歯にしてしまい、それと同時に歯周病にもなりやすいため、口臭の原因となってしまいます。
歯茎が炎症を起こし、腫れたり膿が排出されにおいの原因となります。
親知らずが傾いたり、歯茎に埋まっている場合が多く隣の歯との間にスペースができ、汚れがたまりやすくなります。そして、その汚れに細菌が繁殖して化膿するからです。これを、智歯周囲炎といいます。
真横に生えている親知らずが前の歯を押してしまい歯並びが悪くなることがあります。最近の若い人は、顎の大きさも小さく食べ物も柔らかいものばかりの摂取が多くなり、あまり咬む必要もなくなり顎自体も成長することが少なくなってきてます。そこにきちんと萌出できない親知らずがぎゅうぎゅうに小さい顎のスペースに詰まったところを後ろから押されるのです。その結果、噛み合わせの変化および顎関節の炎症を引き起こします。
親知らずが上下できちんと生え、親知らずが顎に直立して生え、お互いに噛んでいる場合
親知らずが顎の骨の中に完全に埋まっている状態で、この親知らずは周りの歯や骨に悪い影響を与えることはないと考えられ痛みや腫れなどの症状がなければ、直に抜く必要はありません。
入れ歯やブリッジの土台として親知らずが必要な場合は、抜かずに土台として使用します。
(1) 歯並びが悪くなると断された場合
(2) 虫歯になりやすいと判断された場合
(3) 口臭の原因となっている場合
(4) 腫れ、痛みをくりかえしている場合
A難易度1 まっすぐタイプ
C難易度2 斜めタイプ
D難易度3 水平埋状タイプ
一般的には3つに分けられますが他、生え方だけではない 抜歯の難易度をあげる要素は以下です
親知らずは未熟な形も多く抜歯する方向に逆らうように歯の根が開いていたり、 引っかかる部分があったりすることがあります。レントゲンでは事前に確認できないことがあります。
顎が大きく開けられない場合、抜歯の器具が奥までとどきにくく医療がスムーズに行えないことがあります。
横向きの親知らずは下あごの骨の中にある太い神経と血管の近くにあることが多くそれに十分注意しながら抜歯する必要があります。
※炎症があると麻酔が効きにくかったり出血が起こりやすくなります。